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ピアノレッスンに対する「コーチング」の考え方
あっという間に7月ですね!
7月6日は「ピアノの日」だそうです(^-^)b
1823年7月6日に「シーボルト」というドイツのお医者様が日本に初めてピアノを持ち込んだ日。
シーボルトさんのおかげで、現在、多くの人々がピアノを楽しめてるってわけですね♡
さて、いつも より良いレッスンのためには?とあれこれアンテナを張っている私、
気になった題名の本は時間の許す限り読んでいますが、
先日、私のこれまでのレッスンについての考えを代弁し、後押ししてくれるような、とても共感できる本に出会いました。
それは、スポーツ選手にコーチングをしている方の、ピアノレッスンに対するコーチングの考え方のお話でした。
スポーツでもピアノでも、結果ありき、ではなく、楽しい!の先におのずと結果がついてくる、という考え方でした。
コンクールに臨むために先生からの連日の厳しいレッスン、周りの過酷な環境、それに応えるべく必死についていく生徒・・・
当日まで万全の体制で練習を重ねても、不安が先行して思うような演奏が出来ず、結果に繋がらなかったとします。
一方、心から楽しいと思い、楽しいから練習する、練習すると思った演奏に近づいていくのを実感して、また練習を重ねる。
こちらも万全の状態でコンクールに臨みますが、残念ながら賞を逃しました。
どちらも結果に繋がらなかったのですが、さてその時、参加してよかった、自分は精一杯頑張った!と心から言えるのはどちらでしょうか。
厳しくダメ出しを受けながらレッスンを重ねてきた人は、結果を残せなかった時に自分を責めがちです。最悪の場合、ピアノが嫌いになります。
楽しく頑張ってこれた人は、賞を取れなかったとしても、これまでの頑張った自分を認めてあげられるのです。
だからこそ、ピアノ講師である私は、日々のレッスンで生徒のピアノに対するモチベーションを上げるような指導、楽しく頑張れる工夫、をするべきなのだと改めて思いました。
さらに・・・。
人は日々、生活していく中で、いちいち自覚していなくても、何度も心が揺れ動きます。
例えば朝、起きた時に髪の毛に変な寝ぐせがついていた・・・ちょっと下がる、
今日着ようとしていた服が汚れているのに気づいた・・・また下がる、
違う服を着たら、以外と気分と合う服をチョイスできた・・・上がる
朝ごはんに、普段と違う高級食パンが出てきた・・・一気に上がる!
ねぐせが付いた髪をうまくなおせなかった・・・また下がる
と、こんな風に(;^ω^)
ちょとした時間の中でもこんなに揺れるのですから、ピアノレッスンの日に、心が万全に上がった状態で臨むのはいかに難しいか、わかります。
そして、そんな些細な揺れ動く気持ちに、日常のレッスン内でいくらかでも気分の影響を受けずに前向きにとらえられるような考えに持っていけたら、
いずれは、本番の緊張する気持ちを自分でコントール出来る強さを身に着けられるようになるのでは、と。
宿題になっている課題があまりうまく出来なかった時、先生はなんと声掛けするのか。
これには、練習したけどうまくいかなかった、と、練習しないからうまくいかなかった、の2通りがあるわけで、
その2通りの中でも、それぞれ細かく、理由が分かれてくるわけなので、
(なぜ練習したのにうまくひけないのか、またはなぜ練習できなかったのか、等)
先生はうまく弾けない部分の弾き方をフォローしながらその都度伝えることがお仕事なわけで、ならば冷静に検証しなければならないのだ、と・・・
おっと(;^ω^)ちょっと語り過ぎました。
ピアノを通して日々生徒さんと関わっていると、こちらの方が沢山教わることがあり、何年講師をしていてもまだまだ正解には到達しません。
ですが、一人でも多くの生徒さんが、私の所に来てよかった!と思えるよう、私の持つ知識と経験とアイディアを駆使して、レッスンをしていこうと思っています♡
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