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もしもレッスンを忘れちゃっても...

新学期が過ぎ、GWが過ぎ、運動会が終了して、ようやく落ち着いた生活になりつつある生徒さん達。

春から1年生になった生徒さん達も、小学校という新しい環境で過ごすことにも慣れてきたようです。

 

新しく友達が出来たことが嬉しくて、ピアノがあることを忘れて放課後に遊ぶ約束をしてしまった、は、この時期のあるあるです(;^ω^)

先生の立場からするとほんのちょっと寂しかったりもしますが、ただ単純に忘れていて、とか、遊びに夢中で、とか、特に低学年さん達には悪気がないことがほとんどで、なので目くじら立てるつもりは毛頭ありません。

むしろ、新しい友達と仲良くし、新しいコミュニテイーを作ろうとしている子ども達に、エールを送りたい気分です。

 

運動会が終わったあたり、今年も2名ほどいました!

ついこの間は、涙目で現れる1年生君に、「友達と遊ぶ約束をしていたみたいで、お友達が迎えに来ちゃって…」と、お家の方からのお話。

けれど涙を流しながらも自ら教室の扉を開けてくれたので、

「そうかぁ、遊びたかったんだね~。遊びたかったのに、我慢して来て、えらいよ(^-^)」

と話しました。

「じゃあ、なにしようかな?なんか楽しいことをしよう!」と、気分が変わりそうなことをあれこれ提案しました。磁石を使って5線の上にきれいにに並べる”ゲーム”、ピアノを弾いて動画を撮る発表会”ごっこ”、なんの音か当てっこ”クイズ”、何か作業をするにも、言い方を変えるだけで楽しく取り組めることが沢山あります。

そして、そんなことをサクサクこなしているうちに、いつの間にかいつものニコニコ笑顔に戻り、いつものように、「先生、これをしようよ!」と自ら提案してくれるようになり・・・

ワークをやりながら、そこに書いてあるちょっとしたことに突っ込みを入れて、なんだそれ~と2人で爆笑している中、お家の方のお迎えがあり、

「やっぱり!よかった、笑顔になっていたね(^▽^)」とお話し下さいました。連れて行ったら笑顔になるだろう、と思ってくださっていたのだと、ありがたく思いました。

 

笑顔でレッスンが進むと、とても嬉しいです。笑顔でやったことは、嫌々やることよりも数倍効果があると思っています。そして、また次やりたい!と思う意欲が湧きます。

レッスンを忘れてしまったことを叱るより、それでも我慢してレッスンに来た→やっぱり楽しかった!と思う事の方が、私には何倍も大事なことです(*^^*)