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Sちゃん5年生が仲間入り♪~曲をきれいに仕上げるコツ~
世の中は不穏なニュースに溢れ、心が痛い場面もたくさんありますが、季節というものは情勢に偏らず、いつもどんな時も前に進んでいますね。
自宅から多賀城教室に向かう途中にちょっと遠回りすると、地元の人ならみんな知っている桜並木があります。ここ数日の晴天につぼみが一気にほころび、きれいな桜の花びらがあちこちで開いています。
依然コロナ禍ではありますが、人々は思い思いに桜の木の下を歩いたり、写真を撮ったり、座って眺めたり・・・私もそんな桜を眺めながら、季節限定の桜パワーをもらってレッスンに向っています(^▽^)
さて昨日から、また当教室に新しいお仲間が来てくれました♪この春で5年生になったSちゃんです。
現在Sちゃんが練習しているのは指の体操の本と、ソナチネです。
Sちゃんはお家での練習はお母さんが一緒に関わっているそうなので、どんな風なのか聞いてみました。
「譜読みが少々苦手なところがあって、時々一緒にやるのですが、あまり強くダメ出しするといやになっちゃうと思うので、ちょっと違うなと思うところは、面白おかしく言うようにしてるんです。」
「そうなんですね!じゃ、『ここ違ーう!!(; ・`д・´)』とか、言わないんですね~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
というと、すかさずSちゃん、
「うん、言わない言わない(≧▽≦)」
とのこと。素晴らしい~!!
そんな風に親子でピアノに関わっている姿勢がとても好印象で、これからのレッスンがとても楽しみです♪
今回は、まずはじめとして、曲をイメージをもって弾くことについて、お話しました。
音楽はメロディ同士の対話、とも言われています。言葉の代わりに音楽に気持ちを乗せるのです。会話する時に大切なのは、その会話の内容にあった話し方、ですよね?たとえば最初の自己紹介の時に、ぶっきらぼうに名乗ったら、なんだこの人?!あまり仲良くするのはやめよう、となっちゃいます。
つまり、最初のメロディにどんな音を乗せるか、が、その後の曲の展開に重要だということ。
それと、話し言葉のイントネーションや息つぎの場所を間違うと、意味がよく通じなかったり、または全く違う意味の言葉になったりしますよね?それは音楽にも言えることです。フレーズの中の音群をどのようなイントネーションで弾くかにより、美しくも、台無しにもなりえるということ。
そしてそれらが頭でわかっていても、実際に思った通りに弾けるように指が動かないと、なかなかきれいに弾くのは難しいですよね。だからこそ、指の動きをよくするための練習も大切!というワケです。
そんなことを、なるべくわかりやすく、と心がけてレッスンの中で説明しました。意図しない所で、どこかの音が指の都合で出っ張ってしまわないように、腕やひじの使い方をお話すると、最初に弾いたよりもずいぶん滑らかに弾けるようになって、早速取り入れようとする頑張りが見えました!
なので、次回はちょっと難しい課題にチャレンジしてもらう事にしました。出来ても出来なくても、チャレンジ!これからもっともっと大きく伸びていくことが楽しみなSちゃんの1回目レッスンでした(*^^*)
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