お母さんと連弾は...|ピアノ教室をお探しなら多賀城市・富谷市にあるミナ・ミュージック・ギャラリーをご利用ください!

  1. ホーム
  2. ブログ
  3. お母さんと連弾は...

blog ブログ

お母さんと連弾は...

今年もお盆の時期がやってきました。

この時期になると、より一層、天国の両親や祖父母に想いが募ります。

特に母は私が小学5年生の時に大病してから、常に病気と共に生きていました。

最期の方はどちらが母親だかわからないような関係でした(^^;)

なので、「お母さん」という存在が、私にはある意味憧れでもあります。

 

私の所に来ている生徒さんで、読譜が苦手な女の子がいます。

長年ピアノ講師をしてきて、一つ実感していることがあるのですが、

同じように教えても、楽譜がすぐに読める子と読めない子がいる、ということ。

私の音楽大学時代の同期の友人にも、読譜が苦手なので、レッスンの曲はまず暗譜(楽譜の暗記)

してから、という人がいました。

大学で学ぶような大曲をまず真っ先に暗譜する、とは、私にとって信じがたい偉業であり、心から尊敬していました。

なのでこの読譜問題は、右脳、左脳の使い方の違いなのでは?と思っています(勝手な個人的見解ですが)。

読めるから出来て読めないから出来ない、という事では全くないとも思います。

この辺はぜひ脳科学者様方に解明して頂きたい点です…。

 

話がそれました(^^;)

読譜が苦手なnちゃんは、とても正直なので、思ったように練習できないと、

とても元気のない顔でやってきます。

なんでも、左手パートの読み方がよくわからなかったそう。

楽譜を見ながら弾く、という同時作業が苦手なようです。

それはそれはとても浮かない顔なので、

「そうだ!左手はお母さんにお願いして、連弾しちゃおうか?(^_-)-☆」

という提案に、それまでの雲がぱぁっと晴れて、

「うん!するする!!(*^▽^*)」と。

お母さんが大好きなnちゃん、お母さんの

「無理です、無理無理~((+_+))」

という叫び(笑)も届かず、結局連弾することに。

連弾している時のnちゃんの生き生きとした顔と言ったら!!

先生にでもなったかのように、お母さんにあれこれと教えています。

これまた素直なnちゃん、とってもとっても楽しそう♪

それに、お母さんがなんと毎回進化していて、当初一本指で弾いていたのを

5本指を使って弾けるようになりました。

なんて素敵でうらやましいお母さんとお嬢さん☆彡

こんな生徒さんの笑顔は私をいつも元気にしてくれます。

 

それぞれ、生徒さんの目標とするところは違います。

今望んでいること、こうなりたいと思う気持ちをしっかり読みとり、

今日もレッスンしようと思います。